2.本格的な視察を心掛けよう
(1)報告書を書くことを頭において、視察をしてはならない。報告書は一行でもよい。
①何のために視察に行くのかは、「はじめに」で書かせて頂いた通りだ。決して「報告書」を書くために、「視察」に行くのではない。
②逆に言えば、「報告書」さえ出せば「視察」の目的を達したと思ってはならない。
資料や少しばかり現地で聴きかじった内容を、まとめて文章にするだけで、視察が終了したと思ってはならない。
ましてや、同行の添乗員や事務局員に資料や文章をまとめさせ、それを少しだけ加工すれば視察は済んだと思ってはならない。
③更に言わせて頂くならば、「報告書」さえ何らかの形で出せば、あとは何をどうしようが自由、との考えのもとに、
近くの観光地の物見遊山や、美術館めぐり、舞踊の会や音楽の会めぐり、挙句の末には、毎晩のような宴会、買い物で疲れ果て、肝心な視察先では居眠りの連続なら、視察としては下の下である。
ゴルフやマリーンスポーツまで視察中に組み入れるなどは話にならない。
そんなに遊びたかったら、「観光旅行」、「慰安旅行」とはじめから割り切って自らの費用で出掛けるべきである。
決して、税金や所属する団体の費用で行ってはならない。
ましてや、遊びに行って「日当」や「出張手当」までも請求してはならない。
また、現地の「公務員」や関連団体の職員の貴重な勤務時間を、単なる作成の非正のために奪ってはならない。
*それは「お互い様だ」だから構わないという考えがあるとすれば、明らかにおかしい。
視察団を迎える場合にも、観光地が中心で、夜には宴会が毎日組まれているようなものであったなら、対応する人の人件費(つまり税金)の無駄であるので、
できるだけ経費(税金)のかからないよう、創意工夫を当方でも予めすべきである。
そんな人たちのために、一冊何百円もするようなパンフレットを用意したりすべきではない。
また、給料の高い人たちを接遇に当てるべきではない。
④要するに私がここでいいたいのは、「報告書は一行でもいい。その代わり、視察中は、物見遊山、美術館や博物館めぐり、音楽会や舞踊・劇場、宴会、買い物、ゴルフ、マージャン、カラオケなどは一切してはならない。
そんなに遊びたかったら、別の機会に自分の費用で行くべきだ」と いうことだ。
⑤「つらい」と思ったら行かないことだ。
みんなに費用を出してもらって「視察」に行くのだから、遊び中心であってよいハズがない。
⑥ご褒美としてのプレゼントなら「ご褒美旅行」とすべきである。視察という名は付けるべきではない。
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