2012年3月26日月曜日

経営とは何かを考える(1)

宇都宮大学国際学部
株式会社開倫塾提供寄附講座
国際学特殊講義Ⅰ
2007 年8月8日(木)
宇都宮大学国際学部教室




本講座提供の趣旨
開講に先立ち株式会社開倫塾が本講座を宇都宮大学国際学部に提供させて頂く趣旨をお話しさせて頂きます。

開倫塾は、教育目標、経営目標を「高い倫理」「高い学力」「高い国際理解」「自己学習能力の育成」と定め、企業としての社会的使命(mission ミッション)を「成功の実現に貢献すること」としております。


講師の神永善次大使は、世界に生きる新しい日本の対応を示した「欧州の知恵」(講談社、1992年刊)や、東洋の「生き方」を読み取る「アジアのBCG」(三田出版会、1998 年刊)を著しておられます。


ちなみに「アジアのBCG」とは「B はアジアの美」、「C はアジアの思」、「G はアジアの慈」とのことであります。

この神永大使の5日間(90 分15 コマ)の集中講義によりまして皆様が「高い倫理」「高い学力」「高い国際理解」とは何かについてお考え頂き、
一生を通じて日本外交についての勉強を継続するきっかけを自分なりにおつくり頂ければ、皆様の「自己学習能力の育成」に繋がり、ひいては皆様人生における「成功の実現に貢献」できるものではないかと確信いたします。



おわりに

皆様は国立大学法人宇都宮大学国際学部の学生であります。


破綻に瀕している日本国の貴重な税金で運営されている国立大学法人で学ぶ者として、自分の利益のみを考え学ぶのではなく、どうか「高い志」をもって学んで頂きたい。


国際公務員や外務省に勤務し、世界の平和の維持や日本の国益(National Interest)のために活躍したり、民間にあっても日本の外交は担えますので、どうか何らかの形で一生涯を通して、日本外交の担い手になるのだという「高い志」をもって学んで頂きたく希望しいたします。