2012年6月11日月曜日

政策提言の積極的発信を

Q:社団法人経済同友会では、記者発表し一度公表した提言について、「政策フォーラム」という形でフォローアップすることをスタートしたそうですね。


A:(林明夫:以下省略)はい。

経済同友会では、毎年4月に開かれる総会の決定に基づき、委員会活動が1年間かけて行われます。

1年間かけて調査・研究し、まとめ上げた政策提言は、幹事会、正副代表幹事会を経て公表、記者発表されます(ホームページでも公表されます)。

そのようにして一度公表された政策提言を政策マーケット関係者(政界、官界、民間、学界、マスコミなど)に積極的に発信することにより、提言内容の理解促進と政策論議の喚起を図るのが、「政策フォーラム」の開催趣旨のようです。

 

 

Q:素晴らしい試みですね。第1回目には何人くらいの参加があったのですか。

A:開催されたのは、2007年10月29日(月)10:00~12:00と月曜日の午前中でビジネスマンにとっては週初めの最も忙しい時刻であったにもかかわらず、開催定員150名のところにほぼ満席の148名の参加でした。

会場は、東京駅丸の内北口の日本工業倶楽部3階大ホールでした。

私は、提言内容を政府関係者と会員・マスコミだけでなく広く知ってもらうしくみを考えてはどうかと年度末に提案させて頂きましたので、どのように開催されるのか気になって、毎週月曜日の午前中は私が議長を努める会社の会議があるのですが、参加させて頂きました。

 

Q:どのような人が参加したのですか。

A:経済同友会会員、各地経済同友会関係者、立法関係者(政党、国会議員-衆議院、参議院-)行政関係者(中央省庁、地方自治体)、学識者、有識者、マスコミ関係者などに事務局はご案内を出したようです。

 
 
 
Q:第1回の「政策フォーラム」は、どのような内容でしたか。


A:「国民の信頼と安心のための年金再生」と題して、2007年4月に策定した提言「活力ある経済社会を支える社会保障制度改革」を踏まえてのフォーラムでした。

 経済同友会社会保障改革委員会委員長門脇英晴・日本総合研究所理事長が提言内容を説明、自由民主党からは党厚生労働部会長の衛藤晟一参議院議員、民主党からは党政調会長代理の長沼昭・衆議院議員がパネリストとして参加。
 
モデレーターは、ジャーナリストの嶌信彦・白鴎大学経営学部教授でした。

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