2012年6月22日金曜日

社会に出て働くことの意味を考える

1.学校の勉強は、社会に出て役に立つのか


-役に立つ、学校での勉強や生活はすべて社会で役に立つ-

(1)①「早寝」「早起き」「朝ごはん」、②「欠席」「早退」「遅刻」「忘れ物」「授業中のおしゃべり」「居眠り」なしは、社会に出て役立つ。

<理由>仕事をする上で最も大事なのは、元気に、就業時間前に職場に到着すること。

事件や事故なく終業時間まで勤務すること。

(2)「朝礼」「ホームルーム」「そうじ(特にトイレそうじ)」「学校行事(体育祭、文化祭、遠足、修学旅行)」「~鑑賞」「見学会」などは、社会に出て役立つ。

<理由>仕事をする上で大事なのは、「打ち合わせ(今までの仕事を振り返り、これからのことを話し合うこと)」や「整理整頓」「みんなで物事を成し遂げること」「集団で行動すること」。

(3)「部活動(スポーツや文化活動)」も、社会に出て役立つ。

<理由>①スポーツで大切なのは、ルールの中でプレイをすること。ルールを知ること。

②きたない、見苦しいプレイはしないこと(フェアプレイ)。

③チームプレイ(チームプレイとは、自分に与えられた役割は他人を頼らずに責任を持って果たすこと。仲間を信頼してプレイすること)。

④練習をすればする程上手になることを知ること。

⑤ただし、上には上がいるもので、いつまでも勝ち続ける訳ではないことを知ること。

⑥スポーツを通じ、友だちができること。恩師ができること。いろいろな経験ができること。

(4)学校で勉強する方法(学習方法)は、社会に出て役立つ。

・学習には3段階ある 

①「理解」する段階-「うんなるほどとよくわかること」

②「定着」する段階-「理解」したことが身に付いていること

③「応用」できる段階-「合格点が取れる」「社会に出て使える」こと

この学校での勉強方法は社会に出て役立つ。

「授業中にノートを取ること」も社会に出て役立つ。

<理由>①仕事を覚えるときは、上司や同僚、お客様、ビジネスパートナーなどから教えてもらったことをひらすら「メモ」に取り続け、それを後で「理解」し、身に付け(「定着」させ)、仕事で使えるまでにする必要がある(「応用」)。

②社会で生活する上で「自動車の運転免許」を取る必要があることも多い。

資格が必要な仕事に就くときには、「資格試験」に合格する必要がある。

「資格試験」の勉強は、学校でのテスト勉強と全く同じで、「教科書」を隅から隅まで「理解」し、すべて「定着(身に付け)」させた上で、合格点が取れる(応用)までにしなければならない。

③学校での授業には、「予習」が欠かせない。
 
予習は何のためにするか。
 
教科書に書いてあることを自分自身の力で「理解」し、「理解」できた内容をできるだけ「定着」させることが一つの目標。
 
わからないことをはっきりさせて、問題意識を持って授業に臨むことが二つ目の目標。

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